謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度、時と光の美術館館長 上瀬千春が6月に永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに謹んでご連絡申し上げます。

また3月の開館以来、これまで皆様の温かいご支援をいただきながら運営して参りましたが、
万策尽きて苦渋の選択となり、
平成29年9月30日をもちまして時と光の美術館を閉館させていただくことになりました。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

これまで賜りました皆様のご愛顧を心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
略儀ながら書面にてご挨拶申し上げます。

謹白 平成29年9月

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時計背景

爽やかな黎明から1日の黄昏まで時を刻む時計が人々に与える癒しの時間

爽やかな黎明から1日の黄昏まで時を刻む時計が人々に与える癒しの時間

背景

爽やかな黎明から1日の黄昏まで時を刻む時計が人々に与える癒しの時間

爽やかな黎明から1日の黄昏まで時を刻む時計が人々に与える癒しの時間

美術館について

いにしえの時計とステンドグラスのミュージアム

爽やかな黎明から一日の黄昏まで太陽がゆっくりとステンドグラスに描かれた聖母マリアと天使の顔を煌びやかにそして美しく変えてゆく。
その移ろう時を刻む時計が、ほんのひと時、都会の喧噪を逃れて訪れた人々に癒しの時間を与える。

青山にそんな時計とステンドグラスのミュージアムの空間を作り、都会のオアシスとして人々にうるおいを与える役割を果たしたいと思います。
また、科学する子供に時間の概念と光の不思議さを体験してもらいながら将来の夢を育む一助になれば良いと願っています。

時間とともに時を奏でるチャイムのサウンドの乗せて輝く世界の有名なステンドグラスを前に香しい憩いのひとときを提供したいと思います。
機械好きの人々には、いにしえの時計の機構の美しさや機械の高度な技術を学んでもらいたいと思います。

この美術館は『Casa d Angela青山?天使の住処?』の4階に誕生します。

アール・ヌーヴォー

アール・ヌーヴォー時代の時計

19世紀末から20世紀初めにかけて、日本はもちろん世界中が虜になった
フランスで始まったアール・ヌーヴォー、アール・デコの芸術革命。

浮世絵からもたらされたジャポニズムの影響をもろに受けた、ミュシャ、ラリック、ガレなどがあまりにも有名である。
これらの様式は現在まで多くのファンを魅了し、何度も繰り返し再燃してきた芸術革命の歴史がある。
パリのオルセー美術館にアール・ヌーヴォー・アール・デコの作品の部屋があるのをご存じだろうか。
ここに家具デザインの巨匠ルイ・マジョレル、モーリス・ディフレーヌなどのジャポニズムの影響を受けたと思われる家具が多くある。
彼らの流れるような曲線で構成されるデザインはまた時計にも及んでいる。
ガラス工芸家の巨匠、エミリオ・ガレ、ルネ・ラリック、ルイス・ティファニーなどは多くのガラス作品を
残していることで知られるが、この中でラリックは数少ないが時計のデザインも手掛けている。
これらの様式が繁栄したのはごく短い期間だったため、特にアール・ヌーヴォー様式の時代に作られた時計は極めて少ない。

当美術館にはこの時代に活躍した、ルネ・ラリック、モーリス・ディフレーヌ、クロード・ボヌフォンを
始めとする作家のデザインした時計をいくつか展示している。
これらはジャポニズムの影響を受けたことが如実にわかる。
特にアール・ヌーヴォーは、機能だけを追求した現在の様々な分野の製品にはない美しさがある。
このため、これらの魅力が再認識されファンも増えている。
当美術館は時計ファンならずとも、アール・ヌーヴォーとアール・デコの世界観を始めとし、
17世紀から20世紀に至る時代の歴史を味わえるスポットと言えよう。

and more...

時計製作機械

優雅な時計製作機械  時を創るオーケストラ

ちいさなアトリエの窓からこぼれる穏やかな光の中で、まもなく「時」が生まれる。「時」を待つ人のために。「時」に挑む指揮者、カビノチェの手からメロディが聞こえる。そのメロディを奏でる優雅なオーケストラ、機械たち。300年あまりの時を経て、メロディはますます研ぎ澄まされてゆく。やがて、メロディが終章を迎えると、「時」はリズムを奏で始める。鼓動を始めた「時」の誕生を祝福し、機械たちは静かに美の世界へその身を委ねる。

時計製作機械写真

時計製作機械の優雅なフォルムに魅せられて

17世紀、18世紀の時計製作機械、工具はこの時代の時計と同じように、フォルムが美しいということを発見した。
この時代の時計は製作個数が少ないことからすべてが何か月もかけて作られる「手作り」である。
それがゆえに時計師たちが腕を振るうアトリエにふさわしい優雅なフォルムを備えた機械を実現できたのであろう。

この時代が過ぎ、機械全盛時代の20世紀に入ってからの時計製作機械はもはや、「芸術品」ではなくマスプロダクションを目指した利益追求のみの、 フォルムは直線だけで構成される単なる「機械」に過ぎない。もはや、フォルムの美しさは微塵もない。

当美術館では17世紀から19世紀の時計製作機械および工具を展示しています。
その優雅なフォルムをご覧いただき、当時のキャビノチェの美の意識に対する心意気を感じていただきたい。

施設概要

名称 青山・時と光の美術館
~クロックミュージアム~
Aoyama Times and Images Museum
~Clock Museum~
住所 〒107-0062 
東京都港区南青山2-22-16
カサ・デ・アンジェラ青山 4階
開館時間 13:00?19:00
※入館は閉館時間の30分前まで
開館日 平日
※臨時休館あり
休館日 土曜、日曜、祝日
※臨時の開館・休館の場合あり
お問い合わせ info@aoyamamuseum.com
運営会社 株式会社クリスタルインターナショナル

アクセス

東京メトロ銀座線

「外苑前」駅 4a出口より
徒歩1分

東京メトロ銀座線/半蔵門線、都営地下鉄大江戸線

「青山一丁目」駅 1番出口より
徒歩5分

お車でお越しの方

青山OM-SQUAREに97台収容可能な駐車場があります。